2016年度第2回勉強会
日時 2016年9月23日
場所 上野精養軒
出席者 正会員36社49名、賛助会員14社21名
内容
1 講演「2020年に備える」講演者 江原幸壱様
江原氏は伝統技法造の設計・執筆をしている一級建築士で財政破綻を見据えて生き残るための、 ビジネスモデルを全国講演中。 日本の国債残高はGDP対比で232%と世界各国と比較しても突出して高く、2020年には財政破綻の危機にある。 O to O (Online to Offline)ビジネスが拡大しつつある他、Fintec 楽天、Yahoo等インターネット経済圏 による顧客の囲い込み、ファンビジネス化など進め、2020年問題に備える必要がある。
2 賛助会員プレゼンテーション
① ポータルサイト:㈱Lifull Space(Home’s) 奥村社長
国内No.1のトランクルーム検索サイト。JRS会員企業限定キャンペーン、
初期費用20,000円、初月固定費5,000円、計25,000円のところ12月までの加入が無料! https://www.homes.co.jp/trunkroom/
② セキュリティ :㈱日本ロックサービス 内藤課長
国内最大手の錠前メーカー「美和ロック」の関東東海地区総代理店でかつドイツABUS社の日本総代理店。
会員企業向けに高品質の鍵を特別価格で提供中。http://www.lock.co.jp/
③ メンテナンス :ケー・シー・エス 下地代表
コンテナ修理の第一人者である下地代表より、コンテナの箇所別、修理事例別にスライドで説明頂きました。
④ 債権回収 :弁護士法人コモンズ法律事務所 定蛇事務局長
債権回収を弁護士事務所に依頼すると、回収額如何にかかわらず着手金が必要ですが、
コモンズなら実費、着手金不要の成功報酬体系(回収額の35-40%)、諦めていた延滞債権も債権回収のプロ、
コモンズならきっと取り立ててくれます。http://commons-law.com/
3 講演 「コンテナ建築確認申請の現状と今後」 講演者 ㈱新生都市設計 代表取締役 小山勝行様
・コンテナを利用したカラオケルームや倉庫は建築物であるとするのが過去から一貫した国の見解。
継続的に事業を営むのであれば法令を遵守し、建築確認の他、必要に応じ各種許認可(開発許可、景観条例、消防法等)
を取得しなければならない。http://www.mlit.go.jp/common/001066940.pdf
・レンタルボックスに使われているコンテナはJIS材ではないので、既存コンテナでの建築確認取得は難しい。
・4号申請(100㎡以下)の場合は、建築確認審査が簡略化出来るが、建築士の建築主の責任いおいて法的適合性の確保が
求められており、 適合していないコンテナで建築確認を取得することは出来ない。
・行政の指導の内容や取扱いについては、地域により相当の温度差があるが、用途地域不適合、2段積みの現場については、
より厳しい対応となるであろう。